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おーっと　兄さん
京都は　初めてかい？
なら　教えてやろう!!▼

京都は　四つの区域に
分かれてんだよ!!　ここは
民家が　集まってる地区だ▼

他に　寺や神社が　かたまってる地区
たくさんの　店が　軒を並べてる地区
貧民が生活している地区が　あるんだ▼

あとは　タイクーンの花の御所だ
それらが　一緒くたになって
京という　都を　作ってるわけさ!!▼

さっき　商店区に　行ったら
変な髪形した　オカマみたいな
五人組を　見たよ▼

京都には　いろんなやつが
来るよな▼

紫の髪したやつから　ハデな旗を
背中に　しょってるやつやら…
ほんと　いろんなやつが　来るよ▼

あらあら　そんな　ホコリまみれの
着物　着なはって!!　えろう
遠くの村から　来たみたいやね▼

京都には　オシャレな着物が
ぎょうさん　あるよってに
記念に　買うていったら　どない!?▼

都の奥にある　でかい建物やけど
ありゃ　タイクーン様の　お住まいや
花の御所て　呼ばれてるわ▼

自分の見栄だけで　わてらの
血税使って　あないなもん造りよって!!
ハラワタ　煮えくりかえるわ▼

あんた　田舎から出てきたみたいだから
教えといてやるけど　京の店は…▼

ぼるぜ!!
特に　高い物を買うときは
他の町と比べてから　買うがいいよ▼

ここの　おじいさん　黄金虫の卵を
集めてはるそうや　ひとつ　一万両で
こうてくれはるんやて▼

何でも　黄金虫の卵から　純金が
とれるとか　聞いてますわ
どっかに　落ちてへんかしらね▼

そこのお屋敷　いつの間にか
主が　変わったんだけどよ　新しく
越してきたのが　スゲエ美人らしいよ▼

なんでも　地方の商家か武家の
お嬢様らしいんだが……　なんと!!
花婿を求めて　京に来たって寸法だ!!▼

へへへ　俺たち　庶民が
逆玉　ねらえるなんざ　そうそう
あるもんじゃねぇもんな　俺はやるぜ▼

ここの池田様の　お屋敷には　昔
美しい五人の姫様が　いらしたそうじゃ
上の四人は　京で嫁がれたそうじゃが▼

一番の下の綾姫だけは　金沢の田舎へ
こし入することに　なったらしいが
途中で　鬼に　さらわれたそうじゃよ▼

噂じゃ　綾姫ってのは　他の四人と
母親が違うとかで　疎まれたそうじゃ
まあ　二十年も前の話じゃがのぉ▼

わしら　越前から　疎開してきましてん
わしらが　ちょうど　近江の国へ
入った途端のことでしたわ▼

国境いが　暗黒ランの根で　塞がれて
水路のほうも　琵琶湖に　根の一族が
魔法をかけたとかで　使えんらしい▼

故郷には　もう　一生　帰れんやも
しれんて　覚悟を決めてますねん
何か　ええ仕事　ないですかね▼

へー　あんた　火の勇者なの
私らの住んでた　越前にも　火の勇者の
伝説が　あるわよ▼

私　若いから
詳しくは　知らないけどね▼

兄ちゃん　琵琶湖のほうへ
行くんなら　道　教えたるで
 はい　いいえ

→はい
　まず　京の町を出て　南へ　少し下り
　北東の森の中を　川ぞいに　北へ
　ずーと　行くねん！　わかったか？▼

→いいえ
　人が　親切に　もの教えたろゆうに!!
　田舎者の　知ったかぶりで通るほど
　この町は　甘もうないで!!▼

　もっと　素直になりや　兄ちゃん▼

高山へ　祭りを見に行ったきり
タイクーン様が　帰ってこんなあ
一体　どうしなはったんやろ!?▼

ご自慢の花の御所は　なんか怪しい
においが　プンプンしてるし…▼

タイクーン様の娘さんの　桂姫さんは
花の御所に　おひとりで
どうしてはるんやろ？　心配やわ▼

タイクーン様は
ジパングの東半分を　治めている
江戸のショーグン様の　弟君なんや▼

その縁で　ジパングの西半分を
統治させてもらってるんやけどな▼

それでは　物足りないらしいんや
器もないくせに　ジパング全土を
自分一人で　支配したがっとるんや▼

危ないなあ…　能力もないのに　望みは
人一倍ちゅうのが　権力の座につくと
国を滅ぼす　もとになるで▼

神仏が　守ってくれはるから　京都は
安全やゆうて　地方から　親類を
頼って　疎開してきやる人が　多いわ▼

おかげで　方言が　混ってしもて
美しい京都弁が　どんどん崩れて
いくばってん　しゃろかいだじゃんよ▼

あんた　うちのじいさんの口車に
乗って　黄金虫の卵たらいう物
捜すのは　勝手やけど▼

アレって　卵からかえったら
とんでもないことに　なるそうやから
十分　覚悟しときなさいよ▼

どないなことに　なっても
うちに　どなり込んできたり
せんといて　くださいね▼

あんた　旅人みたいだな　どっかで
黄金虫の卵を　めっけたら　一万両で
買うから　気にとめといてくれや▼

断っておくが　卵のほうだからな
成虫になると　タダのくずじゃから
くれぐれも　まちがえなさんな▼

　↓（卵持っていくと）

あんた　黄金虫の卵を
お持ちのようじゃな!?▼

ひとつ　一万両で　引き取るが
売ってくれるじゃろ？
 はい　いいえ

→はい
　ありがたい
　また　手に入ったら　よろしく頼むぞ▼
　
　卍丸は　１００００両　手に入れた▼
　
→いいえ
　そうか　残念じゃな!!
　そこいらを　ちょいと　散歩してくれば
　気が変に　いや　気が変わるかもよ▼

この　おミル様は　ある事情で
姓は明かせまぬが　地方のやんごとなき　　（←「明かせまぬ」で正しい）
お家柄の姫様に　ござりまする▼

そろそろ　姫様も　お年頃にて
どなたか　良き伴侶をと
捜しておる次第で　ござります▼

やはり　殿御は　まず　経済力！
姫様の婿に　ふさわしい贈物を
くださった方をと　考えておりまする▼

　↓（三連の指輪を買うと）

おミル様は　やんごとなき事情で
お国へ　五人のお兄さまたちと
もどられました▼

今まで　いただいた品物は
京の　良い思いでとして　すべて
お持ちになると　いうことです▼

以上
足下　おミル様から
皆様への　伝言でございました▼

おミルさんって　美人なんだろうな
俺まだ　唇までしか　見たことないけど
思い出すだけで　震えちまうんだよ▼

　↓（三連の指輪を買うと）

あっ…！　卍丸さん！
やられましたよ！　おミルって女は
足下兄弟の妹だったんですよ!!▼

拙者　あんな女に　うつつを
抜かしちまって…　おケラですよ…
笑ってやってくだされ…▼

よし!!　親方に給金　一年分
前借りして　誰よりも高い贈り物を
おミルさんに　渡すぞ!!　フンっ!!▼

　↓（三連の指輪を買うと）

おミルさーーん
帰ってきてくれーーー▼

あなた様の誠意は　どのお品で
表してくださるのかしら？▼

（道具選択）
→IIボタンキャンセル
　また　来てくださいましね▼

→何か選ぶ
　本当に　いただいてよいのですか？
　 はい　いいえ

　→はい
　（適当な道具）
　　まあ　ステキ!!
　　ありがとう　ございます
　　大事に　使わせていただきますわ▼

　（開心首飾り）
　　まあ！　これが!!
　　今はやりの　開心首飾り!!　　　　（←ティファニーのオープンハート）
　　これが　欲しかったのよ!!▼

　　私に　贈り物をくださる
　　殿方は　数多く　おりますが
　　あなた様の御品が　一番でございます（わ）▼

　（香水十八番）
　　まあ!!　香水十八番!!　　　（←シャネルのジュウハチバン）
　　こんな高価なものを…▼

　　私の心は　あなたに　傾きつつあります
　　また　お会いしとうございますわ
　　卍丸様……▼

　　ポッ………▼　　　（←文字のみ）

　（馬具風呂敷）
　　ウレシーイ!!　卍丸様!!
　　馬具風呂敷では　ございませんか!!　　　（←エルメスのスカーフ）
　　私の宝物に　いたしますわ▼

　　ああ　卍丸様…
　　私　もう　あなたにメロメロ…▼

　　あと　ひと押しで　私は　あなたの
　　思うがままで　ございますわ▼

　（へく印巾着）
　　きゃあーーーーーー!!
　　こ　これは　もしかして　噂に聞く
　　へく印巾着では　ございませんか（しら）!?▼　　　　（←ルイ・ヴィトンのバッグ）

　　こんな物まで　いただいては
　　私も　心を決めねば　なりませんわ▼

　　次に　卍丸様が　三連の指輪を　　　　（←カルチェの三連リング）
　　私に　贈ってくださるなら…▼

　　私も　きっと　卍丸様が
　　納得のいくような
　　決心をするつもりですわ!!　だから…▼

　　卍丸様も　私を悲しませるようなことは
　　なさらないで　くださいませね▼

　　いつまでも　卍丸様だけを
　　お待ちしておりますわ……
　　♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥▼

　↓
（三連の指輪を買うと消滅）

（鶴姫のカギを渡すと顔は全て見られるが、
　台詞は適当な道具と同様です）

ふーぅ　綾は　生きておるのかのぉ
わしが　周の連中に　そそのかされて
金沢なぞに　嫁に出さねばのぉ…▼

道中で　鬼畜生に　綾を
奪われることも　なかったのじゃ…
今も　思い出すたび　後悔するわい▼

タイクーン様が　大江山に　放たれた
討伐隊のことは　その後
何の噂も　聞かぬが　どうなったのか▼

京の北に　暗黒ランの根が
出現して　戻るに戻れぬのかもしれぬ
それとも…▼

やはり　いくら腕に　覚えのある
お武家を集めたところで　酒呑童子には
歯が立たなかったのであろうな▼

今年になって　急に　タイクーン様が
大江山に　鬼の討伐隊を
差し向けたりしたものだから▼

おやかた様は　二十年も前に　鬼に
奪われた　綾姫のことを　思い出しては
溜息ばかりの　毎日なのですよ…▼